SAP社は世界最大のビジネスソフトウェア企業です。今や、SAPユーザは44万社となり、Forbes Global 2000に選ばれた企業の91%がSAPユーザです。なぜSAPが選ばれるのか。それは、ERP(Enterprise Resource Planning)という手法をシステムで実現することを追求し、経営状態をリアルタイムに把握することと、それを可能にする業務機能の統合化、ビジネスのグローバル化を支える多言語多通貨多制度対応を基軸としたシステムの提供が、数多くの企業経営者に支持されてきたからです。この考え方は創業以来、一貫して踏襲されており、5名で創業した企業が、企業向けソフトにおいてIBM、オラクル、マイクロソフトにならぶ巨大企業への発展をもたらしました。
データの一元化とリアルタイムな情報
SAP ERPは、販売、購買、生産、会計、財務といった幅広い範囲に標準機能が用意されています。データベースを統一することで、全てのデータをリアルタイムに連携、整合性が保たれた状態での一元管理を実現します。リアルタイムな情報を基に、迅速なアクションが可能です。
経営の見える化
SAP ERPでは各業務オペレーションによる結果がダイレクトに経営情報として反映されるため、常に経営目標やKPIを意識した業務管理を行うことができます。また、各指標はリアルタイムで収集されるため、月末を待つことなく現状をレポートでき、意思決定の迅速化に貢献します。
グローバル・グループ経営管理
SAP ERPは、「一つのシステムでのグループ管理」をコンセプトに設計されています。そのため、共通するマスターコード、パラメーター設定、データベース、システム基盤により、グループ会社の情報を同じ粒度、精度、タイミングで収集が可能です。多言語・多通貨・多制度に対応しており、グローバル展開を支援します。