令和5年度の税制改正により電子帳簿保存法が改正され、令和6年1月から電子取引データの電子保存が完全義務化されてから
1年以上が経過しましたが、多くの企業では依然として対応にばらつきが見られます。証憑と会計伝票の紐付けが不十分、保存先の
分散による検索性の低下、紙と電子データの混在等――こうした課題は、法令対応だけでなく業務効率にも影響します。
特にSAPユーザ企業においては、様々な外部製品を検討・利用されているものの、業務を行う上では管理項目やワークフロー、
伝票転記等の面での機能不足を指摘する声も多く聞かれます。
本セミナーでは、制度の要点と企業が直面する課題を整理し、弊社の『らくらく登録ワークフロー』が「証憑保存」「ワークフロー」
「SAPシステム※連携」により、これらの課題をどのように解決するのか、実践的に解説いたします。ぜひ、ご参加ください。
※SAPシステム:SAP ERPおよびSAP S/4HANAを指します。
■プログラム(開場 13:50)
株式会社ソフテス 執行役員 渡辺英介
Session114:05~14:25
電子帳簿保存法対応の課題
電子帳簿保存法への対応は企業ごとに異なります。これは、同法が複数の運用方法を認めているためです。 令和6年1月から電子取引のデータ保存が完全に義務化され、保存にあたっては「改ざん防止措置」と「検索機能の要件」 を満たす必要があります。義務化当初に各企業で定めたルールが遵守できているか、改めて見直してみると様々な課題が 浮き彫りになります。本セッションでは、制度の要点をあらためて整理するとともに、企業が現在抱える課題や、 今後直面しうる課題について掘り下げていきます。
講演:株式会社ソフテス 取締役副社長/コンサルティングサービス部 部長 押川哲也
大手総合家電メーカーの技術職として太陽光発電事業に従事後、2015年にソフテスに入社。会計コンサルタント、 またプロジェクトマネージャーとして、メーカーや情報通信サービス業等、様々な企業のSAP活用、法改正対応、ソリューション導入に携わり、 10件超のプロジェクト経験を持つ。2019年に取締役副社長就任。現場に寄り添う姿勢と確かな知見を強みに、多くのクライアントから信頼を得る。
Session214:25~14:45
法令遵守・内部統制・業務効率をまとめて解決
~らくらく登録ワークフロー会計伝票~
株式会社ソフテス SAP認定コンサルタント
セッション1で挙げた課題について、弊社製品「らくらく登録ワークフロー会計伝票」がどのように解決へ導くかをご紹介します。さらに、法令遵守、内部統制の強化、業務の標準化を実現するための実践的なアプローチについてもあわせて解説します。
簡単かつスピーディーな会計伝票登録
JIIMA認証取得
強固な内部統制
ワークフローでの決裁完了と同時にSAPシステムへ即時転記され、データの整合性を保つ
マスタの二重管理不要
SAPシステムとのリアルタイム連携により、勘定コードや原価センタ等のマスタ情報を常に最新の状態で参照
質疑応答14:45~15:00
講演の内容や、弊社ソリューションに関する疑問等、お気軽にご質問ください。