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社会福祉法人 聖隷福祉事業団
事例
  • SAP ERP
  • 導入コンサルティング
社会福祉法人 聖隷福祉事業団
医療・福祉事業
  • Interviewee
  • 本部 財務部 会計課 課長 田光 康成 様
  • 法人本部 総合情報システム部 野口 博章 様
背景
  • 異なる会計基準に合わせた2つの会計システムから、1つにまとめて運用できる会計システムへの変更を検討
効果
  • 月次決算が1週間以上短縮、各事業のデータ管理面でのレベルアップを実現
  • リアルタイムでの状況把握による業務効率化を実現
モジュール
SAP ERP (FI、CO)
時期
2004年8月~2005年3月
  • 月次決算の大幅な短縮、
  • 各事業のデータ管理面でのレベルアップを実現

異なる2つの会計基準を、まとめて運用することができるシステム

2004年4月頃に、会計システム変更の検討に入りました。というのも、対応しなければならない会計基準が大きく分けて2つ(病院会計準則と社会福祉法人会計基準)あり、それまではそれぞれの会計基準に合わせた別々のシステムで運用をしていました。
異なるシステムのデータを統合しなければならず、そのために、非常に多くの労力や時間を要していたため、2つの会計基準をまとめて運用できるシステムはないかと探していました。そこで辿り着いたシステムが、SAP ERPです。
他のシステムは結局、一方の会計基準には強いが、もう一方の会計基準には弱いというケースが多かったのですが、その中でSAP ERPは、どちらの会計基準にも十分な対応が可能とのことでしたので、まさに当法人の事業体制にぴったりの素晴らしいシステムだと確信しました。

地道なユーザ教育、そして安定稼働へ

正直に言いますと、最初は初めてのことだらけで苦労しました。導入して1年は、現場のユーザからの問い合わせがかなりありました。しかし、1年かけて地道に現場ユーザへの教育を行い、SAP ERPを徐々に定着させるようにしていきました。1年を過ぎる頃には、1クールが終わるので、かなり落ち着いてきました。
1年目よりは2年目、2年目よりは3年目という感じでどんどん落ち着いてきて、今ではすっかり安定稼働しています。ソフテスには導入後も運用サポートサービスをお願いしていますが、導入当初から様々な要望に応えてくれているので、大変心強いです。

月次決算が1週間以上短縮、リアルタイムで各施設の処理のチェックが可能に

実務的には、月次決算を1週間以上短縮できたこと、データ管理において各施設で行っている処理が適正に行われているか否かをリアルタイムで随時チェックできるようになったことが大きいです。
また、結果を見る際に、それが正しい処理に基づいて決められた結果かどうかというところも都度チェックできるようになり、管理面でのレベルアップを実現できたことは、とても大きな成果です。
さらに、リアルタイムでの状況把握により、実際に各施設に赴かなくても、データを確認しながら電話で対応できるようになり、業務の効率化にもつながりました。

自社運用が定着。新しい担当者へのスキルトランスファー等、ソフテスのサポートに期待

自社運用を目標に導入をしましたが、導入当初はそれが本当に実現できるのか不安もありました。しかし、今は導入当初の状況とは全く違い、私たちも当然のこととして、自社運用を行うことができています。
当法人は組織変更に伴う人事異動が多く、同じ人がSAP ERPを使い続けることが難しいというのが課題です。ですから、新しい担当者へのトレーニング等、ソフテスには今まで以上に積極的に様々な提案をしていただけるようなサポートを期待しています。
お客様情報
社会福祉法人 聖隷福祉事業団
保健、医療、福祉、介護サービス等、1都8県で事業を行う、日本最大規模の社会福祉法人。
設立 1930年5月
事業収益 104,693百万円(2014年度)
従業員数 13,582名(2015年10月時点)
所在地 静岡県浜松市中区元城町(法人本部)
ここに含まれる情報は2010年7月当時のものであり、予告なしに変更される場合があります。
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  • 電話番号はこちら
  • 053-450-3188
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