そこで情報を一元化し、業務効率化と情報共有を同時に実現できるシステムへと転換をはかることを目的に導入を検討しました。そこで、多言語、個別原価管理の主要な業務要件も満たせる統合型パッケージのSAP Business Oneを選定しました。
業務内容を理解してもらえる安心感
新システムを検討するにあたり、数社からご提案をいただきました。ソフテスは業務内容を説明した時に一番理解し、SAP Business Oneでの具体的な実現方法を提示してくれました。一方他社はシステムのことについては精通されていても業務内容の理解については差を感じました。ソフテスの「業務内容の理解(知識)」が「お任せする安心感」につながりました。
業務の見直し、検証の大切さを実感
実務上での検証は、SAP Business Oneの多言語、個別原価管理機能が業務レベルで問題ないかということに注力しました。SAP Business Oneが持っている多様なシステム設定を自社業務に合わせて行いました。実際に業務として動かした場合に反映されるかを検証、確認する作業は、初めてだったこともあり苦労しました。
また、標準機能は個別の業務要件を満たしていたのですが、自社の業務が煩雑であったため、システム設定、ユーザ定義値などの組み合わせの影響で、想定した機能の使用ができない場面もありました。しかし自社業務を見直すこと、SAP Business Oneの標準機能に合わせることで、アドオンプログラムを開発することなく導入できました。