新型コロナと就活

雨模様が長かった今年の夏は、猛暑に晒される日も少なく過ごしやすくてホッとしましたが、一方で夏野菜の育ちが悪くて野菜の高騰が続いています。自然界では、いつも通りの季節のバトンリレーがスムーズに行われていますが、人間社会では未曽有の病原「新型コロナウイルス」が猛威を振るって、日常生活もビジネスの世界でも、いろいろな制約が生じています。
そんな中でも企業は変わらず人材を求め、人はより魅力的な仕事を探し求めています。その動きはコロナ禍の中でも衰えを知らず、活発に展開されています。最近、前職の勤務期間が半年とか一年、二年と短い方の応募が多くなってきた印象です。就職するに当たって、自身の希望する仕事ができ、将来性があり、自身の成長が期待できる企業を選択したはずでしょうが、期待と大きく違った会社、仕事だったということで失望し転職に踏み切る方が多いのだろうと思います。転職するかぎりは、未来に期待が持て、意欲をもって取り組める会社、仕事を獲得したいですね。
望んだ会社、仕事であったとしても、入社当初は、単純作業一辺倒で、ここで大丈夫かなと不安がよぎるものです。まずは、与えられた仕事に死に物狂いで取り組んでみてはどうでしょうかどんな仕事でもやり続けることで、その背後にある事業プロセスや業務要件、それに伴うスキルや知識を習得することができます。仕事をはじめた時期にはそうしたことは何も分からないまま作業を着々と進めていくことになります。
社会人になって以降、20代が最も多くの知識が身につきます。これを過ぎると年々技術、スキルを習得する力は低下していきます。最初の5年、10年が勝負所です。今現在、自身をより逞しく、大きく強化するステージにいる重要な時期です。
わが社の仕事は、高度なスキル、技術を獲得することができますが、それなりに難しく、厳しいものがあります。当社で挑戦する限りは、やり抜く覚悟を持って応募くださいね。
2021年9月16日