月次決算の大幅な短縮、各事業のデータ管理面でのレベルアップを実現
保健、医療、社会福祉、介護サービス等、1都7県で福祉事業を行う、日本で最も大規模な社会福祉法人のひとつ、聖隷福祉事業団様。2004年始めに、会計システム変更を検討後、2005年にSAP ERPを導入。2つの異なる会計基準でのシステム構築に成功した。導入モジュールはFI/CO。
【左】
法人本部 財務部 会計課
課長
田光 康成 様
【右】
法人本部 総合情報システム部
野口 博章 様
SAP ERPの検討を始めたきっかけや、会計システムとしてSAP ERPを選んだ理由はなんですか?
2004年4月頃に、会計システム変更の検討に入りました。というのも、対応する会計基準が大きく分けて2つ(病院会計準則と社会福祉法人会計基準)あり、それまでは2つの会計基準に合わせて別々のシステムで運用していました。異なる2つのシステムを合わせるわけですから、その分非常に労力や時間を要し、それぞれの会計基準を1つに合わせて運用が実現できるシステムはないかと探していました。そこで辿りついたシステムが、SAP ERPです。他のシステムは結局、一方の会計基準に対しては強いが、一方の会計基準に対しては弱いというケースが多かったのですが、その中でSAP ERPは、双方の会計基準どちらにも十分な対応が可能ということでしたので、まさに当法人にぴったりの、素晴らしいシステムだと確信しました。
SAP ERP導入後、安定稼働に至るまでの状況を教えてください。
正直に言いますと、最初は始めてのことだらけで苦労しました(笑)導入して1年は、現場ユーザからの問い合わせがかなりありましたしね・・・しかしそのあたりは、1年くらいかけて地道に教育を行い、SAP ERPを徐々に定着させるようにしていきました。1年を過ぎてからは、1クールが終わるのでほぼ落ち着きましたね。1年目よりは2年目、2年目よりは3年目という感じで落ち着き、今ではすっかり安定稼働しております。
ソフテスさんには導入後も運用サポートサービスをお願いしていますが、導入当初から様々な要望に応えていただいていますので、大変心強いです。
SAP ERP導入により、改善された事はどんな事ですか?
実作業的には、月次決算を1週間以上短縮できたことと、データ管理において、各施設で行っている処理が適正に行われているかを、こちらでリアルタイムで随時チェックできるようになったということが大きいですね。結果を見る上で、それが正しい処理に基づいて決められたのかというところも都度チェックできるようになったので、そういった管理面でのレベルアップを実現できたことは、とても大きな成果です。リアルタイムでの状況把握により、実際各施設に赴いていかなくても、ある程度データを確認しながら電話にて対応できるようになったことにより、業務の効率化にもつながりました。
最後に、今後ソフテスに期待することを教えてください。
今年の8月にちょうど運用サポートの更新月を迎えたのですが、その時にまずは管理者用の運用マニュアル整理のサポートをしてほしいという事をお願いしました。また、今は導入の頃の状況とは全く違いますし、私たちも自社の運用の仕方が当り前だと思って行っていますので、他社事例等も教えていただけたらと思っております。当法人は組織変更に伴う人事異動が多く、同じ人がSAP ERPを使い続けることが難しいというのが現状です。ですから、新しい担当者へのトレーニングやオペレーションのやり方等を含め、ソフテスさんには今まで以上により積極的に、様々な提案をしていただけるようなサポートを期待しています。
注:所属部署・役職・製品名称等は取材当時のものです。










