日々の出納業務や売掛金、買掛金管理の工数削減を実現。 業務プロセスを「待ち」から「攻め」に転換。
半導体・電子部品などのエレクトロニクス部品やシステム機器の販売・貿易などを手がける三信電気株式会社は、旧システムのリニューアルに当たり、会計ソフトとしてSAP ERPの導入を決定。2005年12月より導入を開始、2006年12月に本稼動。導入モジュールはFI,CO。計画通りのスケジュールとコストでプロジェクトを成功させた。
ERP導入を検討したきっかけは、何でしたか?
以前使っていたシステムに課題があったことがきっかけでした。20年程自社開発のシステムを利用していたのですが、キャパシティの問題や、オープン化への対応、拡張性の低さといった課題が持ち上がっていました。その中で、まず販売システムを刷新する話が先に決まり、それに並行して会計システムの見直しを始めました。
では、数あるERPの中でSAP ERPを選んだ理由を教えてください。
「SAPはコストが高い」と噂されるところ、意外かも知れないですが、導入コストと実績で選びました。最終候補は他にもあったのですが、そのシステムだとカスタマイズを重ねて動かす前提だったので、追加コストが発生する可能性がありました。
導入パートナーにソフテスを選んだ理由は、何ですか?
最初に弊社の予算感があり、それが可能なパートナーとしてSAPの営業の方から紹介されたのがソフテスでした。「この金額でできますか?」と聞いてみたところ、「できます」と答えてくれましたね。
それに、動かしながらシステムを構築してもらえる点が良かったですね。SAP ERPだからできることですが、ユーザが最初からシステムに触れ、スキルトランスファーを受けながら構築していってもらえるので、ユーザのスキル不足を心配せずスムーズに運用に入ることができました。
SAP ERPの導入によって改善されたことはどのようなことですか?
まずは業務工数の削減ですね。特に出納業務や日々の売掛金・買掛金管理といった一番ボリュームのあるところを工数削減できたのがよかった。SAPシステムの導入により、業務プロセスが「待ち」から「攻め」に転換でき、業務工数の削減に結びつける事ができるようになりました。
また、会計監査等の際にも効果を実感しています。外部からの見方も「SAPなら安心」という信頼感があるようです。これだけSAPが浸透しているのかと驚きましたね。監査等は帳簿を提出する必要はなく、端末を提供するだけで進んでいくので、非常に楽になりました。情報システム部としては、システムの安定性が高く、障害の先取りができるようになった点が良かったですね。月次や期末の際も、障害に対する不安はなくなりました。
ソフテスの印象を教えてください。
妥協しないという印象がありますね。SAP ERPの標準機能に合わせることを重視して、外に仕掛けを作ることをよしとしませんでした。また、ワークショップも非常に頼もしい運営をしてくれたので、業務側を巻き込むことができました。質問へのレスポンスも早く、コンサルタント1人1人のスキルが高いと感じました。
はじめからスキルトランスファーをするというやり方も良かったと思います。他のプロジェクトによくあるような、業務担当者が稼動直前にやっとシステムに触れるようなやり方では、運用はうまくいかないと思います。特に印象的だったのは、初回の打合せの時、ソフテスの社長さんが「必ず成功します」と断言したことですね。プロジェクトの終了時には滞り無く導入を完了させることができました。
今後SAP ERPを導入する企業にアドバイスをお願いします。
やるとなれば、既存のやり方にこだわらずSAP ERPに従う覚悟をした方がいいです。SAP ERPを信用してシステムの機能に任せてしまうくらいの姿勢がよいですね。また、現場の積極的な参加が必要です。言ってみれば情報システム部門は基盤を作るだけですからね。業務のネックを知っている現場担当者が、主導的にプロジェクトを進めることをお勧めします。










