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ソフテスコラム

第98回「もう来てしまったAI時代」

今後10年までにあらゆる分野の仕事の大半が、コンピュータやロボットなどに取って代わられ、人の仕事は僅かになってしまうというセンセーショナルなニュースが流れました。オー!仕事をしなくて良くなる、ラッキー!などと呑気な話ではなく、まさかと驚かれた方も多かったと思います。無くなる仕事は、これまでのような単純な仕事ではありません。銀行員や会計士、医療スタッフなど、従来コンピュータ化できず、人でしかできないと考えられていた比較的複雑な仕事が、コンピュータに取って代わられるということです。

 

 

また、昨年2016年8月に驚きのニュースが駆け巡りました。IBM のWatsonという人工知能(AI)が60代の癌患者の病名をわずか10分で診断し、それだけでなくその治療方法も提案し、それまでの治療で効果を見出せずいた患者の命を救ったと東京大学医科学研究所が発表したものです。Watsonにはシャーロック・ホームズもびっくりですが、2000万件の医学論文と1500万件の薬の情報を飲み込みこれを基として推論を重ねて結論を導いたものと思います。

 

 

こうした例のような事例が今後続々と出現し、普及し、どこの病院でも活用できるようになると、医師の役割も大きく変わってくることが予想されます。Big data、AIさらにはIoTとコンピュータの活躍する領域は目覚ましいものがあります。メモリーの巨大化(低価格化)、コンピュータの高速化、インターネットの高速化などがこれらの新技術を支えています。

 

 

また、別次元の話になりますが、生命科学というのか、先端医学というのか、どう呼べばいいのかよく分かりませんが、昨今、人の健康や病気などについて、細胞レベル、遺伝子レベルまで追及して研究され、その成果を耳にするようになりました。IPS細胞、再生医療、遺伝子治療、ミトコンドリアなど聞きなれない言葉が飛び交っています。そんな中で、若返りの妙薬が見つかったとか、10年20年以内に人間の寿命を150年とか1000年まで伸ばせるとか、びっくりするニュースが散見されます。寿命がすごく伸びて、仕事はコンピュータやロボットがやってくれるという時代になったら、きっとコンピュータやロボットが得た富は、人間に再分配されて、人々は日がな一日、娯楽に時間をつぶしたり、日向ぼっこを趣味にして過ごすことが日常になるのかなぁと妄想しております。やっぱり今くらいが最適じゃないですかねぇ。

 

 

2017年7月31日 株式会社ソフテス 取締役会長 鈴木 忠雄

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