新緑が眩しい5月も過ぎ、夏到来!6月の声を聞く季節になりました。寒い季節に比べると引き締まっていた身も心も解放され、ちょっとゆったりできる気候ですが、4月から新年度を迎える企業にとっても、年度計画や組織・人事のリニューアルもひと段落し、少しホットするのが5月ではないかと思います。
そんな季節を狙って、今年も昨年に引き続き、「緑の中のIT会議2010」を静岡県掛川市の「ヤマハリゾートつま恋」で開催しました。今年の会議は、SAPジャパンのギャレット・イルグ社長にもご参加いただき、100名規模の盛大な会議にすることができました。お客様にとっても、SAPジャパンにとっても、弊社にとっても非常に多くの成果を得ることができ、今後の業務展開、事業展開の方向付けに多くの示唆をもたらしてくれました。
これから基幹業務システムを刷新しようとお考えのお客様には、SAP ERPの現ユーザ様から、他では得られない現実的な情報をリアルに聞くことができ、判断、意思決定に係る何らかの確信を得ていただけたものと考えます。また、SAP ERP(R/3)をお使いのお客様には、IFRS(国際会計基準)対応はどうするのか、業務改革にあたってSAP ERPをどう使うのか、SAP ERPの運用管理をどのように行っているのか、SAP ERPのアップグレードの四方山話、などなど日ごろから疑問に思い、悩んでいたこと、解決策を決めかねていたことなどを業種や規模、組織の壁を越えて、存分に情報交換していただけたものと思います。やっていた方法で良かった、良い方法を聞いた、こんなサービスが有ったんだ等、貴重な情報を得て、次の一年間の糧を得ていただけたものと思います。
こうした“ユーザ会”と称される集まりも世間には沢山存在しています。そんな中でこの「緑の中のIT会議」は、「難しいことを言わないで、ユーザ同士が時間や立場を忘れて、とことんお話いただく“場”を提供するということでどうかな?」といった程度の思いで開催しています。どこまでが会議なのかがはっきりしませんが、大半の方が深夜午前零時まで、遅い方々は午前三時まで議論されていたようです。今年の「緑の中のIT会議2010」には、弊社のお客様ではないユーザ企業様もお招きしましたが、結果的には大変喜んでいただけました。来年度は、一層多くのユーザ企業様やSAP ERPを意識されている企業様を多くお招きし、更に盛大に開催してみようと考えている次第です。
この「緑の中のIT会議」も、やってみるまでどんなことになるのか、誰も参加いただけないのか、開催できたとしても参加者からひどく叱られてしまうのではないかと、全く定かではありませんでした。二回開催し、思った以上にご好評いただき、「来年も呼んでほしい」とか、「年一回では少ない」など沢山のご意見をいただいております。費用も、社員の労力も掛りますので決して楽なイベントではありませんが、毎年工夫をしながらなんとか続けていきたいものです。
お客様にとって最善のサービスを提供すること、その結果が我々にとってどんなことになるのか定かではなくても、お客様にとって価値あることであれば、必ずや何らかの報いがもたらされるものと信じて、しばらくは続けていきたいと考えています。
2010年 6月 鈴木








