梅雨も明けて夏到来です。例年のごとくクマゼミとアブラゼミが行列をなして庭の欅の幹に取り付いています。この大群の蝉の大合唱には毎年悩まされ、何とか対策をしようと頭を捻りましたが、今年はもうあきらめの境地、なされるがまま蝉時雨を楽しむ?ことにしました。2・3ヶ月ごとに自然界の変化・季節を感じるのだと思えば、これもまた風流かもしれません。
先日出張で15年ぶりに上海へ出掛けました。15年前のその頃には、何度か中国各地を訪問しましたので、懐かしくどんな風に変化したのか楽しみでした。3日程度の滞在で分かることも僅かなことですが、大きな変わり様に驚きました。上海浦東国際空港、都市高速道路網、地下鉄網、リニア鉄道など都市交通のインフラは、15年前には目を引くようなものは無く、いずれもその後15年間に整備されたということを考えると、とてつもない変化、速さです。それも未来を見据えた構想に基づいて計画されている点が凄いと思います。施策に対する戦略性の高さを感じます。
合理主義に基づく近代化は、歴史的な生活や生活環境を破壊していくように感じます。街の道路端で散髪をする姿や、屋台の姿を目にすることはありませんでした。中国らしい生活の姿は、まだまだ市民の生活圏においては健全に存続しているものと思いますが、上海という大都会を見る限り、都市部は日本や欧米の商業地区と同様の合理的・画一的な姿に変貌してきています。
上海の人たちのエネルギッシュな生活の姿からは、15年前と変わらず、大きなパワーを感じました。行動が圧倒的に迅速かつ大胆で、そのマインドは、発展過程に相応しく意欲的なもののように感じます。何より印象深かったのは、上海の若い女性達はより美しく、スマートに、ファッショナブルに変貌を遂げていたことです。
今回の出張で訪問した上海のシステムベンダーと今後どのような連携をとっていくことが正しいのだろうか?しばらく思考をめぐらすことになりそうです。
2009年 7月 鈴木









