春の足音と共に今年も花粉の季節がやってまいりました。5月のゴールデンウイーク明けまで、鬱陶しい日が続きます。これまで、“にがり”だとか“杉エキス”、“甜茶”など各種の“決定打”が登場しましたが、小生には決め手にはなりませんでした。今年度は、ワイフの勧めもあり“べにふうき”というお茶を試しています。1996年から2000年にかけて独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所でアレルギー予防食品として開発されたものです。小生にとっては、これまでのどの品よりも効果がありそうで、社内の仲間にも勧めておりいずれからも好評を得ています。是非お試しください。花粉症に対しては明るい兆しが見えてきましたが、最近の経済環境は決して良くなっておらず、ますます厳しさを増しています。
当社も2000年度、2003年度に非常に厳しい経営環境に置かれ、存亡の危機に直面しました。こうしたとき十分な備えが無ければ、突然訪れる危機に対して為す術も無く絶望感に浸り、幸運が訪れるときを待つしか手がありません。この2度の経験が今回の経済環境への対処として、どの程度通用するものか緊張感を持ちつつも楽しみにもしています。
こうした事態への対応のセオリーとして、内向きの対策と外向きの対策があります。
内向きの対策とは、予算削減、投資の先送り、組織の簡素化、人員削減など一般的な対策です。これらの対策は即効性が高く、緊急対策には非常に有効ですが、反面、組織が被る痛手も深く、後遺症も大きいものになります。外向きの対策は、販路の整備・拡大、営業力の強化、生産能力の拡充、投資の前倒しなど積極策が中心になります。この積極策は、成果の獲得に時間が掛かることや確実性に難がありますが、今回の事態に対して、当社はやや時間的な猶予があることなどの事情から、外向きの対策を中心にして、対策を講ずると同時に飛躍を期待した策を取りたいと考えています。その一方で何とか手堅い備えを講じるべく思案を重ねています。
ここ1ヵ月位の間、GMは3兆円、AIGは9.7兆円、英国のRBCは3.5兆円の赤字、シティグループが公的管理下に置かれるなどのニュースが連日報道されています。経済環境は悪化の一途をたどっていますが、その一方で、ユニクロやニトリ、マクドナルド、コンビニ業界などは堅調な業績を残しています。厳しい経済環境の中でもマーケットのニーズにフィットする戦略を取れば、堅調な業績を残せるということを物語っています。是非ともそんな仲間に入りたいものです。
2009年 3月 鈴木









