11月は、山々が鮮やかな紅葉で彩られる静かな晩秋です。そんな静けさの訪れを妨げるかのように、経済の世界に大きな衝撃が訪れました。2008年9月15日 アメリカ第4位の証券会社リーマン・ブラザーズの破綻、続く16日には、アメリカ最大の保険会社AIGが公的管理下に置かれる事態が発生しました。これらを発端にして、世界中の金融界が混乱に陥り、この様子を伝えるニュースが連日新聞テレビを賑わしました。新聞紙上には“兆”という単位の数字が飛び交い、SF小説の中の出来事のように事の展開を刻々と伝えてくれ、毎日大変刺激的な楽しみを覚えました。
地球環境の問題、資本主義の根本を問う金融問題は、人類が物事の仕組みをどんどん開発し、進化させてきた結果、その行き着く末路を暗示しているように思います。進化が早かった一部の利益のために、生きることの本質を忘れたエゴの結果のような気がします。今回の金融破綻は、恐慌を引き起こさず上手い具合に収斂させるのではなく、落ちるところまで落ちて、その後の来る大改革に期待した方が良いように考えます。地球温暖化対策も、その副産物として、エゴを排して本格的に取り組めるようになる可能性があります。
このような経済環境を迎えて、われわれはどう対処すべきか?ちっぽけではありますが、企業として存続していくためには、何にどう手を打てばよいか、残念ながら何も見えてきません。体力を温存し、蓄えるくらいのことしか思いつきません。ただ、このような混乱期には、被害に合うリスクも大きなものがありますが、チャンスを得る機会でもあります。
野村證券のリーマン・ブラザーズのアジア、ヨーロッパ機能の買収の動きは機敏なものがありました。チャンスをものにするために大事なことは、日頃からどうしたいか?何が欲しいのか?を良く考えていることです。チャンスの矢は、目の前をアッ!という間に通り過ぎます。矢が飛んできてから考えていたのでは、間に合いません。ビジネスの世界でも、素敵な彼、彼女との出会いでも同様です。尤も、飛んでくる矢を待っているのではなく、日頃から、欲しいものはどんどん獲得しに行くような挑戦的な態度でなくてはいけませんが・・・。
先月、東京お台場のビッグサイトで開催されたイベント“ITPro EXPO 2008 Autumn”に出展しました。この機会に会社案内を3年振りにリニューアルしました。また、このイメージで浜松駅の新幹線待合室付近に電照広告を出しました。いずれも若々しいイメージのものに仕上がり気に入ってます。機会があれば是非ご覧下さい。
今年も余すところ2ヶ月になりました。もう今年の勝負は付きましたが、あと2ヵ月最後の仕上げに抜かりなく頑張りましょう。
2008年11月 鈴木









