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第17回:「事業競争力」

朝夕に秋の冷気が漂ってきます。あ~地球はまだ壊れていなかったんだ。そんな安心感をもたらしてくれる秋の冷気です。灼熱の夏、地球温暖化が進みこのまま気温が下がることも無く、灼熱の気候が続くのかも知れない。地球はそこまで病んでしまったのかも知れない。そんな懸念が一瞬にして消滅した秋の訪れです。

成長著しく、圧倒的な競争力を発揮している企業と昔の面影も薄く、これといった成功例も聞かなくなってしまった企業。事業競争力は、ビジネス成功の基本的な条件です。この事業競争力を失うとどうあがいても成果は得られず、事業競争力を磨き上げていると何をやっても上手くいくといったことになります。

事業運営には、今の事業に成果をもたらすための施策と未来においてより強力な競争力を得るために施す施策という2つの側面があります。今の事業に成果をもたらすための施策は、それほど難しいものではなく、現有する力を選択的に使っていくだけの事で、当たり外れなく高い確率で成果を上げることができます。

難しいのは、3年後、5年後、10年後を考えた施策です。それを今のビジネス運営の中でどう執るかです。
不確実な未来のために執る施策には、常に不確実さが伴います。その実行にはリスクがつきまといます。今の利益獲得を阻害すること間違いありません。未来の事業競走力確立のためにそのファンダメンタルズを確立していくには、実現しようとする自らの姿・ビジョンを想定することが基本です。このビジョンの質が重要です。質の高いビジョンの創出には、強い使命感と圧倒的な情報とヒラメキが必要です。質の良いビジョンを頼りに、未来に向けた施策を着々と実行し、競争力のファンダメンタルズを確立していくことが、無駄が少なく、成功の確率の高い手段だと考えます。

不幸なことに、未来に向けた施策の進捗は、その過程では目に見えて来ません。無作為は、成果が得られなくなってから露見します。それからでは、手遅れです。絶望が訪れます。リーダは、自らの責任のもと未来に向けて着実に事を企て備えていくことが求められます。

ジュビロ磐田ガンバレ!3年先、黄金期の再来を切望しています。馬渕社長の奮闘を祈念しています。

2008年10月 鈴木